上喜元 純米大吟醸 穀良都 吊り下げ
穀良都100%使用
精米歩合 40%
アルコール度数 16度以上17度未満
穀良都 ( こくりょうみやこ ) というのはお米の名前で、昭和天皇即位の際には、献穀米になった品種です。
えっ?って事は食べる用のお米何でしょうか?
しかも随分昔のお米ですね・・・。
大正時代から昭和初期にかけて、山口県や福岡県などで栽培されていた当時の優良酒造米のようです。
っが、栽培が難しく、栽培しやすい品種改良された新しい酒造米により、消えていってしまった品種です。
これもまた、 “ 亀の尾 ” と同様に極少量の種籾から奇跡の復活をさせた逸品です。
“ 三井の寿 ” “ 上喜元 ” 以外では見た事ありませんが、他にも使っている蔵はあるのでしょうか?
知っている方がいたら教えてください。
どの道超貴重な品種であることは間違いないと思います!
昔の品種をうまくまとめていますね~♪
お客様の評判も上々でもうすぐ無くなりそ~な勢いです!
追加発注かけよ~かなぁ~・・・。
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どんな感じのお酒なのか、chojin bossさんの感想をお聞きしたいです。
冗談です。(笑)
あくまで chojin boss 個人の感想ですが・・・、
青いバナナと完熟りんごの入り混じった様な、濃密な甘さを感じさせる穏やかな香りがあり、飲んでみると思いのほか、甘さよりもヨーグルト系の酸と原料の米からきているであろう旨みと程よい甘さを感じることが出来ます。
舌触りはベルベットの様に滑らかで重たすぎずキレ良く、後味の辛さが心地よく余韻として続きます。
味は濃いのですが、酸が立ちかつ滑らかなので中級クラス(一升一万円を越えるような大吟醸ではないと言う意)の純米大吟醸としては、とても良い出来だと思います。
“ 吊り下げ ” で絞っていなかったら少し重すぎる印象だったかも・・・。
焼鳥の “ 手羽先 塩焼き ” や、 “ 揚げだし豆腐 ” 等と合わせるのが良いのではないでしょうか?
“ 穀良都 ” の米の味は、他の穀良都の酒も飲んで見ないと何とも言えません。情報が少なすぎるので、特徴までは捉えていません・・・。
こんな感じですが、ど~でしょう?(笑)
ちなみに、 YAKITORI 鳥じん では既に完売しました・・・。
酒の感想より「手羽先の塩焼き」のほうが気になったりして・・・。
スミマセン。
生産量が少ないこともあるのでしょうが
簡単に良い酒が出来る米なら全国の酒蔵が飛びつくはずですから、
取扱の少ない米で良い出来の酒を醸すのは
やはり酒蔵自体のレベルが高いんでしょうね。
“上喜元”さんの色々なバージョンのお酒を飲みましたが、バリエーションに富んでて面白い酒蔵だと思います!
超辛口の端麗タイプもあれば、生もと仕込みで醸したものもあり、大吟醸も米違いでたくさんあります・・・。酒屋泣かせの小仕込みたっぷりの酒蔵の1つではないでしょうか・・・。
銘柄多過ぎです。(笑)
あえて悪く言うと、何がやりたいのでしょうか?
良く言うと、試行錯誤を重ね日々精進している研究熱心な酒蔵です!
面白すぎます♪